MF98Nをちょっと使ってみたのでレビュー

という事で最近SIMフリー関係の記事が多いですが、またまたちょっとの間MF98Nお借りする機会ができたのでレビューしたいと思います。


前回レビューしたMR03LNと同様こちらの機種も4つのLTE電波を掴むことができる所謂「クアッドバンド」です。
しかしMF98Nは3G電波は2種類しか掴むことができません(2100MHzと800MHzのみ)。MR03LNは4本の3G電波を掴むことができたのでここはMR03LNに軍配が上がってしまいます。
あと連続通信時間は約14時間です。



とスペックの話はここまでにしてでは外観を見ていきましょう。


カラー液晶はありますがタッチパネルではありません。隣の上下の△ボタンで選択、下のENTERボタンで決定、上の戻るボタンで戻り操作します。残念なことにバッテリー残量が10%刻みでしかわかりません。


自分の中で一番の特徴だと思っています。通常の大きさのUSB端子が存在し、モバイルバッテリーとして利用できます。兄弟機種のGL09PのUSB出力が1000mAなので恐らくこの機種も出ると思います。


主な設定メニューはこんな感じ


そして地味に便利と思ったのはこの本体設定に必要なURLとパスワードが本体液晶で確認できること。最初のパスワードはadminです。


そして電源ボタンは押すタイプではなくスライドタイプ。意外といい。


電源を入れた時も切った時もZTEのロゴが出るんですが、これが不思議なことに3Dっぽく見えます。液晶がしょぼすぎてにじんでいるのか、わざと3Dっぽくしているのかはわかりません。


これも便利と思ったのが、最初からかなりのAPNがプリインされています。が設定の仕方がわからず(説明書を見ていなかった)自分は新たにAPNを追加しました。。。ここもプリインしているなら本体の液晶だけで設定させてほしかった。


そしてWAN側で接続中の時にAPNの設定を変更するとこの注意書きが出ます。えっと、これどうしたら変更できるんですかね。。。絶対WAN側って接続してると思うんですが。


あとちょっと速度測定もしてみました。なかなかいい感じです。ISPはmoperaです。



とまぁ軽くですが、レビューです。MR03LNとライバル機種になるであろうSIMフリーのMF98Nですが、バッテリーが5000mAもあるので第一印象はやはりでかい重いでした。MR03LNを観た後に見るとなおさら思ってしまいます。
しかし、モバイルバッテリーとして変換アダプタを使わず電力を供給できるのは自分の中で大きいポイントです。
あと本体の裏を見ても技適マークがないなぁっと思っていたら液晶で表示させるパターンでした。

自分は移動中によくリモートデスクトップで家のパソコンにアクセスし提督業を営んでいるのでやはり幅広いエリアでの高速通信、ハンドオーバーの優秀さを優先してみてしまいがちです。その点MR03LNは軽い、バッテリーもかなり持つ、ハンドオーバーはまぁまぁでお気に入りの機種でした。

MF98Nでハンドオーバーはまだ試していませんが、結果がわかればまた記事にしたいと思います。

あくまでこれは自分の予想ですが、MR03LNは最新のLTEクアッドバンドを掴むチップを積んでいて、MF98Nは一つ、もしくは二つくらい前のチップを積んでいるんだと思います。その理由としてバッテリー容量の違う機種がほぼ同じ電波を拾うのに、連続通信時間がほぼ同じ。ここに理由があると思います。新しいチップになればなるほど省電力化が進んでいますので。



追記2014年4月23日
ハンドオーバー終わってました。HWD14の次くらいにダメダメな子でした。残念。